1990.2.17
1992.2.10改訂
1993.2.28改訂
1996.2.19改訂
1999.2.22改訂
2000.2.14改訂
2001.1.29
大学院(前期、後期)終了時の論文、資料整理について
鳥脇純一郎
1.修士論文

1.1 全体
(1)在学中の研究事項の詳細な報告とする。

(2)記述について。 1.2 実験結果
(1)本文中になるべく多くの実験結果を入れる。 (2)実験に用いた全プログラムのソースリストとマニュアルを付録として付ける。 (3)計算機出力を切り張りして本文に用いる時は、もしそれが別に保存するハードコピーの一部であれば、その部分をハードコピーの方に必ず補充しておく。

(4)実験に用いた試料画像については、その仕様をできるだけ詳しく記録しておくこと。
   『後継者が追試をできるようにすることは必須の要請』
  特に、各種医用画像については、撮影条件、入手元、関連する診断所見、その他あらゆる情報を記録に残すよう留意する。

1.3 その他
(1)論文の主テーマに関係しなくても、次のようなものは入れておく。これらを集めた章を一つつくるのもよいであろう。なお、この部分は、場合によっては付録として、記述スタイル自体を論文式でなくしてもよい。但し、その場合は、研究室保存版のみにつける。

(2)結びの章には、少なくとも以下の事柄は明記する。 2.計算機出力(ハードコピー)とファイル
(1)計算機内に保存されたデータ、プログラムは要所でハードコピーに出力しておく。出力は、整理の上バインダに綴じて保存する。 (2)多数のパターン(資料画像、など)の一部のみについて出力を行ったときは、それと同様の出力を他のパターンについて行うにはどうすればよいかを明示する。出力用のプログラムを添付するのが望ましい。

(3)各種の濃淡画像出力(研究室内プリンタ、センター、等)についても上と同様。これらは、出力したプログラムとは別の用紙になるから、特に内容の説明や出力法の記述をしっかりしておくこと。

(4)計算機内のデータ、プログラムは、必ず3月21日までに所定の位置にまとめておくこと。それ以降に修正を行うものは必ず教官に相談すること。また、改めてファイルの整理等をする必要はないが、各ファイルの詳細な説明は必ず作成すこと。なお、所定の位置に関しては上記の1.1の,鮖仮箸垢襪海函

・以上において、わざわざ編集や内容の形式的整理を行うことは、よほど完全にでき
るのでない限り無用である。ここで誤りをおかしたために、論文中にある実験の再現
ができなくなることを絶対にさけなくてはならない。

(5)ビデオ 必ず内容を書いたラベルをつけて担当教官に預ける。

3.原資料
(1)写真やその他の原資料は、多くの場合非常に貴重な試料であるから、明確に整理して返却する。

この点には細心の注意を払って扱うこと。

4.スライド、写真、等 (ディジタル化バージョンも含む)
(1)研究発表、実験に用いたスライド、写真、それらに対応するネガ、原版、OHP シート、等は、内容が概ねわかるように整理して提出する。


5.その他の資料
(1)書籍、文献、資料類はすべて返却する。
   『そもそも、当面使わないものはなるべく早く返すのが当然』
  特に、保存用の先輩の修論、卒論、等を持ち出しているものは、いま直ちに返してほしい。必要ならば、コピーしてよい。


6.研究発表
(1)自分の研究をまとめて発表することは、貴重な経験となるのみでなく、先輩、後輩のためにも大いに役立つ。少なくとも電子情報通信学会の研究会程度は積極的に発表してほしい。


7.学部卒業論文
(1)学部卒業論文についても上記の諸注意を参考にして書く。

蛇足


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       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
       今後はソフトウェアの蓄積が勝負を決める。
        (特に3次元関係を充実したい)
       資料整理の方法についての提案も歓迎する。
追加

a むすび と まとめ

 むすび 論文全体を締めくくる記述。論文の内容の要約はもちろん、到達点、残された課題、今後の見通し、などを十分に、しかし簡潔に書き込む。

 まとめ 単に本文の内容の、文字通りのまとめである。極端に言えば箇条書きか、受験参考書の必須暗記項目のようなものに終わる例もある。

そこで、是非とも、「むすび」を書くこと!!。大体、全体が大して長くないのだから、上記のまとめのようなものは殆ど意味がない。もちろん、それでも無いよりは遙かにましであるが。

このことは、学会発表や論文投稿の時も心して書くこと。もちろん、投稿規定に何か指定があれば別である。

b 文章のコピー(まる写し)は絶対にするな。多少はてにをはを変えても同じである。要は、他の人が、「同じではないか」と言う印象を持ったら失格だと思え。他の人の文と同じ文章がどうしても必要なら、出典をページまで含めて明確に書く。これから知的所有権、著作権などに関する関心は益々高まる。社会に出てからの最低のエチケットでもある。